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セキュリティゲート選び方ガイド

「どんな場所に、どんな目的で」——これがセキュリティゲート選びの最初の一歩です!

セキュリティゲートを初めて導入検討中の方向けに、オフィスや店舗の設置場所や利用人数、目的に合わせた選び方を解説します。あわせて認証方法やバリアフリー対応など比較ポイントもご案内します。

セキュリティゲートとは?

セキュリティゲートは、不正通行や部外者の侵入を防ぎ、施設の安全を守るための設備です。オフィスビル、商業施設、無人店舗、工場、データセンターなどの出入り口に設置します。ゲートを通過する際の本人確認方法として、「カードをかざすICカード認証」や「顔などの生体認証」が使えます。どちらも非接触で操作できるため、衛生面でも安心ですし、従業員の通行もスムーズに管理できます。

ゲート導入前に知っておきたい5つの選び方ポイント

ポイント1.設置場所を明確にしよう

防水型フラッパーゲート
防水型フラッパーゲート
  • 屋内用:
 デザイン性を重視したスイングバリア型(バーが横に動くタイプ)が人気です。  
  • 屋外用: 
  防水・防塵性や耐久性が必須です。なお、屋根付きの屋外の場合は、回転アーム式ゲート(ロータリーゲート)もご利用いただけます。

ポイント2.利用目的・通行人数を想定しよう

移動式ゲート
移動式コンパクトゲート
  • 大人数の利用や高速通過が必要な場合:
 スイングバリア型のフラッパーゲート(自動改札機のようなバータイプ)が最適です。
  • 少人数や省スペースで十分な場合:
 コンパクトタイプのゲートでコスト抑制も可能です。
  • 高いセキュリティが求められる場合: 
 フルハイト(全高式)ゲートで飛び越え・すり抜けの防止対策ができます。
  • 必要な時だけ設置したい、頻繁に場所を移動したい場合:
 車輪と台座が一体化した移動式ゲートの利用がおすすめです。

ポイント3.ゲート通過時の認証・許可方法は?

近接赤外線スイッチ ゲートへの埋め込み
近接赤外線スイッチ
  • ICカード認証:
 社員証や会員証と連携しやすい、主流で使いやすい方法です。
  • 顔認証:
 非接触で衛生的。マスク対応製品も増えています。
  • 静脈/手のひら/指紋認証:
 ICカード認証と組み合わせて、より高度なセキュリティ管理が可能です。
  • QRコード認証:
 一時利用やビジター対応にも便利です。
  • 近接赤外線スイッチ(非接触のセンサー)
 手をかざすだけで通過できます。退場側で個人認証を行わずに誰でも通過できるようにしたい場合におすすめです。

ポイント4.バリアフリー対応もチェック

YG-S003寸法図
通路幅のチェック
車椅子やベビーカーをご利用の方も安心して通行できるよう、特に複数ゲートを設置する場合は、通常の通路幅(約600mm)だけでなく、幅広の通路幅(800mm~900mm)の設置もご検討ください。

ポイント5.工事・納期を事前に確認

工事と納期のイメージ図
セキュリティゲートは受注生産品となっており、設置には専門工事が必要です。導入のご検討から納品・設置までには、目安として約3ヶ月ほどかかる場合が多いため、余裕をもったスケジュール管理をおすすめします。

セキュリティゲート製品比較

セキュリティゲートにはさまざまなタイプがあります。
タイプごとの特徴をご紹介します。
タイプ
特徴
主な設置例
  • 一般的なイメージのセキュリティゲート
  • デザイン性が高く、高級感の質感
  • 防水防塵仕様(IP56相当)の製品もラインナップ
  • 大規模の施設、オフィスビル
  • 官公庁
  • スイングバリア型よりも装置本体が小型でコストも抑えられる
  • 省スペースへの設置が可能なため、狭い入口や限られた空間にも最適
  • 中小規模の施設、オフィス
  • 店舗(セルフレジ)
  • 頻繁なレイアウト変更が求められる現場
  • 設営・撤収を短時間・少人数で行えるため、作業負担を削減可能
  • イベント会場
  • 仮設オフィス
  • 期間限定ショップ
(シングルスイング型)
  • 低予算。導入コストを抑えたい
  • 多人数通行しない。最大6人/分の通行
  • 少人数向けの施設、オフィス
  • 無人店舗、ジム
(ロータリー方式)
  • 高い共連れ防止性能:バリアバーが1回転ごとに1人のみ通過でき、不正な同時通行を防止
  • 半屋外(屋根あり)にも設置可能な製品もラインアップ
  • 工場、建設現場
  • 公共施設(美術館、博物館)
(全高式)
  • 高い物理防御性能で、飛び越えやすり抜けによる突破も防止する設計
  • より厳重な入退場制限が可能
  • 工場、データーセンター

注意事項

  • ご使用には設置工事が必要です。また、本製品は受注生産品のため、納期はセキュリティゲートのタイプや仕様により異なります。設置工事・納期ともに詳細は当社までお問い合わせください。

無料相談・無料見積もりを承っております

セキュリティゲートの選定には、「設置場所」「利用者数」「認証方式」「バリアフリー対応」など、さまざまなポイントを考慮することが重要です。
「どんなゲートが自社に適しているか分からない」「導入コストや納期を詳しく知りたい」など、ご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。

ご提案・お見積りは無料で承っております。
TEL:03-3705-8111
FAX:03-3705-8114

【営業時間】9:00~17:30
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